「PTAって本当に必要?」元小学校教員ママが本音で語る、“負担にならない”PTAとの上手な付き合い方
4月。 新しい出会いに心が弾み、桜の花びらが散っていくのを見ながら思うこと。
「PTAの話し合い、出たくないな…」 毎年やってくる「PTA沈黙バトル」。 床を見つめて沈黙の時間が流れる。どなたかに決まった瞬間、解き放たれたかのように顔をあげて拍手をするお母さんたち─── 【漫画を読む】「こんなPTAやめちまえ!」と言い放ったシンママの末路とは…… 「あっまだ副委員長が決まってないです」 そしてまた一斉に顔を伏せるお母さん方… そんな経験がある方、いらっしゃいますか? 今日はそんなPTAについて、元小学校教員の35歳、村人Bが語ってみたいと思います。 そもそもPTAってなんなのかと申しますと、「ペアレント ティーチャー アソシエイション」の略でして、家庭と学校が協力しあって教育効果をあげてこうぜ!な組織のこと。 19世紀末にアメリカの運動から始まったそうで、アリス・バーニーさんという方が「尊い命を守り無力な幼児を健や かに育て、望ましい環境に迎え入れよう。」という訴えを行い、広まっていったそうな。 200年以上も前の取り組みが、いまだに続いていることがすごいですね。 バーニーさんサンクス!サンクスフォーエバー! ではでは話を戻します。 「正直なところ、PTAってどうですか?」とアンケートを取ってみたところ、良い点悪い点それぞれご意見いただいたのでまとめてみます。
PTAの良いところ
・子ども達のPTAであるという言葉に感化され始めました。苦労したり、人前で発表する際に緊張したりもしましたが、とても良い経験になりました。 ・確かに大変だけど、知り合いも増えて楽しいです。やらないとわからないこともあります。 ・転勤族で知り合いがいなかったため、知り合いができました。 ・学校での子どもの様子を知ることができるし、先生とも仲良くなれました。
PTAの悪いところ
・今の時代にあっていない気がします。共働き夫婦も増え、フルタイムで役員もだなんて考えられません。 ・任意団体のはずなのに、子ども1人につき1回なんて決まりがあり、ほぼ強制的なところに違和感を感じます。 ・正直何をするの?ってわからないままに役員が決められるところが現状です。 ・夜の話し合いに出てこなくちゃいけないのが辛いです。 ・下の子がまだ小さいので、話し合いに出るのが本当に大変です。役に立っているのか、ただ出席しただけな気もします。 どちらも、「うんうん」と頷けるものでした。