「世界的高級ホテル」熊本・中央区南千反畑町に熊本県が誘致へ 2030年前後の開業を視野 「熊本総合庁舎」跡地
熊本放送
熊本県が、熊本市にある熊本総合庁舎の跡地にハイブランドホテルの誘致を検討していることが明らかになりました。2030年前後の開業を視野に入れています。 【写真を見る】ホテル誘致が検討されている「熊本総合庁舎」跡地 現在の様子 熊本市中央区南千反畑町にあった熊本総合庁舎は、熊本地震で被災した後に解体され、面積は約6500平方メートルあります。 県によりますと、この跡地の活用策の中心には世界的なハイブランドホテルを据える方針で、県は去年(2024年)11月から年末にかけて開発業者など18社を対象に市場調査を行いました。 背景には、県内のビジネスホテルの稼働率が全国で2番目に高く、さらに需要が高まる可能性があるためです。 【ビジネスホテル稼働率】 (1)東京79.9% (2)熊本77.1% (3)神奈川75.6% この跡地は白川公園の北側にあり、原則として高さ55メートルまで建築が可能です。県は高級ホテルを誘致することで、富裕層の獲得を狙っています。 県では2026年度中に事業者の選定を行う方針で、順調に進めば2030年前後にも開業できる可能性があるということです。
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