【卓球】伊藤美誠が木原美悠との日本人対決を制す 準々決勝では中国人との対戦濃厚「勝つことができれば波に乗れる」
◇卓球サウジスマッシュ(8日、サウジアラビア・ジッダ) 伊藤美誠選手が木原美悠選手との日本人対決を制し準々決勝に進出しました。 【画像】ガッツポーズの伊藤美誠選手 第1ゲームは9連続ポイントを決めるなど伊藤選手が圧倒して奪うと、第2ゲームは11-11のデュースから伊藤選手のフォアハンドスマッシュと、木原選手のサーブミスで2ゲームを連取します。 しかし第3ゲームを奪われると、第4ゲームも10-7とゲームポイントを握られます。それでも、伊藤選手が強気な攻撃で3連続ポイントを奪い追いつくと、15-13までもつれ込んだゲームを制しました。 この勝利で準々決勝に進出した伊藤選手は「今日も1ゲーム目からすごく良くて、2ゲーム目の苦しいゲームを取ることができて2対0からスタートできたことが良かったポイントかなと思いますし、最後のゲームも厳しい試合だったんですけど1本1本落ち着いて試合ができたと思います」と振り返りました。 次戦はモナコのヤン・シャオシン選手(世界ランク16位)と中国の王芸迪選手(世界ランク3位)の勝者と対戦します。王選手が勝ち進むと予想していると話す伊藤選手ですが、過去の対戦成績は2勝7敗と相性の悪い相手です。それでも伊藤選手は「思い切ってプレーしたいなと思いますし一回でも勝つことができれば波に乗れると思うのでまずは思い切ってプレーしたいです」と意気込みました。