運行中止になる可能性もある重大事案! 路線バスのゆれや加減速でケガをしたら誰の責任?
車内における事故を防止するためにできること
バス車内における人身事故を防止するためには、運転士が乗客の安全に気をつかうだけでなく、乗客も自らの身を守る努力が必要です。 運転士と乗客がする車内事故防止措置は次のとおりです。 運転士:乗客の安全確認、危険予測や先読み運転によって急操作を避ける、乗客への呼びかけ(アナウンス) など 乗客:バスに乗ったらすぐに着座したり手すりや吊り革に掴まったりするなど転倒防止措置をとる、バスを降りる際はバスが停止してから席を立ったり動き出したりする など バスに乗ると「バスが停止してから席をお立ちください」といったアナウンスを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。このアナウンスは、車内における事故(主に転倒による負傷)を防止するためのアナウンスです。 このようなアナウンスがなぜ流れているのかという理由を考えてみると、公共交通機関をより安全に利用することができ、自分の身の安全を守ることにつながるといえるでしょう。
齊藤優太