今秋ドラフト候補、柳舘憲吾が３安打２打点！リーグトップ今季第３号
＜東都大学野球：国学院大9－0東農大＞◇第5週第1日◇22日◇神宮 2位の国学院大が東農大に先勝し、優勝争いに踏みとどまった。 負ければ首位を走る青学大の優勝が決定する一戦。15安打9得点で打線がつながり、序盤から畳みかけた。 今秋ドラフト候補に挙がる、柳舘憲吾内野手（4年＝日大三）は、3安打2打点の大活躍。6回にはリーグトップとなる3号ソロを右越えに運んだ。これで通算9本塁打となった。 今季は開幕から打率0割台が続き状態が上がらずに苦しんだが、鳥山泰孝監督（49）、中軸を打つ田中大貴内野手（4年＝観音寺第一）からもらった助言が大きかった。「自分のスイングは人からこう見えているんだっていう部分がすごく参考になりました」と打席での踏み込みを強くするなど修正。助言をもらった翌11日には先制3ランで今季初の勝ち点獲得へ貢献。以降、良い感覚を持って試合に挑めている。 24日には運命のドラフト会議が控える。下級生時から主力選手としてチームをけん引してきた柳舘は「まだ次のシーズンがあるんじゃないかって。あまり実感が湧かないのですが、これが最後の打席とか考えすぎずにやっていきたい」。連勝で最後のリーグ戦を締めくくる。
