ウクライナ侵攻への「関心低下」調査で46% 世界で続く争いに「負の連鎖」「日本が心配」、あなたの平和への思いは? #平和を願って
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、2024年2月24日で2年がたちます。いまも前線では戦闘が続いており、ウクライナから世界各地に避難した人は640万人以上に上ります(UNHCR、24年2月時点)。
Yahoo!クラウドソーシングで3000人にアンケートを行ったところ、侵攻への関心について、81%の人が今も「関心がある」と答えた一方で、関心の度合いが低くなったという人が46%に上りました。この2年で関心が高まったという人は10%にとどまりました。
ウクライナに限らず、世界各地で今も戦争や紛争が続いています。平和への思いについて聞くと、「ウクライナのことが起きたときは、簡単に戦争が始まってしまうことにあぜんとした」(20代女性)、「戦争がなくなることはないのであきらめている」(30代男性)、「戦争はしてほしくないがどうしたらよいかわからない」(50代女性)、「戦争に何を見いだせるというのか。絶望しかない」(30代女性)、「これからの日本が心配」(40代女性)などさまざまな声が寄せられました。
国連の発表によると、ウクライナで死亡した民間人の数は1万人を超えました。戦況がこう着し終息が見えない中、燃料価格や食料品の値上がりは止まらず、私たちの暮らしへの影響も大きくなっています。
今回のアンケートで、ウクライナ侵攻による日常生活への影響を聞いた質問に、物価高騰と答えた人からは、「食べ物の値上げキツすぎる」(20代男性)、「円安と原材料高がかさんで会社の業績が悪くなっている」(20代女性)、「昼食のグレードを落とした」(20代男性)、「買い物を控えるようになった」(40代男性)などの声が寄せられました。
世界で続く戦争や紛争について、平和への思いをインターネット上で共有しませんか。あなたの声を、この記事のコメント欄にお寄せください。
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※アンケートは1月31日~2月1日にYahoo!クラウドソーシングを使って全国のYahoo! JAPAN ユーザーを対象に実施、3000人から有効回答を得たものです。記事中の数値は年齢・性別・居住地の3つの属性に基づき、回答者の構成が日本の成人人口分布に沿うように補正処理を施したものを使用しています。