【熊本競輪・FⅠ】保田浩輔が突っ張り先行で完勝 太田海也とおそろいのウェアで「この力もあると思います」
<23日・熊本競輪・初日> A級予選2Rは、保田浩輔(25)=岡山・123期=が別線の自力型を3度も突っ張った上で、堂々と逃げ切った。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び/12月30日 静岡競輪
成績表に「SHJB」の四つが並んだ。7番車だったが自分でS(スタート)を取ると、久保光司を赤板と最終ホーム(H)で、高谷敏史を打鐘(J)で突っ張り、最終バック(B)を奪取した。「前回岐阜は着を狙いに行って失敗した。だから今回は着に関係なく力を出し切ろうと思っていました」と想定通りのレースができたことに充実感たっぷりだ。 「この力もあると思います」と報道陣に見せたのが太田海也とおそろいのアンダーウェア。世界を股にかけて戦う同級生からパワーをもらった。「玉野記念の前後に一緒に練習したけど、とんでもない強さでした。自分も少しでも(太田)海也に追いつけるように頑張りたいですね」。今夏に練習中の落車で右肩脱臼の重傷を負ったが、身近で偉大な存在を道しるべとして努力を重ねていく。