首都圏強盗 複数の容疑者のスマホに2種類の通信アプリ 使い分けか
首都圏を中心に相次ぐ強盗事件では、2種類の匿名性の高い通信アプリが使われていたことがわかった。アプリは「シグナル」と「テレグラム」で、合同捜査本部は、摘発を免れるために使い分けていたとみている。 合同捜査本部は、一連の事件で逮捕された実行役ら約40人のスマートフォンを、高度な解析機器を持つ警視庁捜査支援分析センター(SSBC)に集約。捜査関係者によると、分析の結果、大半のスマホには「シグナル」がインストールされていた。一方、埼玉・所沢の事件で実行役を募る「リクルーター役」として逮捕された会社員名倉優也容疑者(31)=愛知県知多市=らは「テレグラム」も使っていたという。(遠藤美波、板倉大地)
朝日新聞社