日本の“郵便サービスの質”は世界でも最高レベル!株式会社JPデジタル 代表取締役CEO・飯田恭久「日本人として自慢していい」
笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(毎週土曜 20:00~20:30)。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。3月30日(土)の放送は、前回に引き続き、株式会社JPデジタル 代表取締役CEOの飯田恭久(いいだ・やすひさ)さんをゲストに迎え、お届けしました。
飯田さんは、ジレット・ジャパン、ウォルト・ディズニー・インターナショナルを経て、ダイソン株式会社の代表取締役社長に就任し、日本におけるダイソンのブランディングを確立。2006年には、楽天グループ株式会社の上級執行役員に就任し、楽天USAの社長として、アメリカ・インターネット業界での事業拡大の基盤作りに従事。2021年より現職に就いているほか、日本郵政株式会社 常務執行役・グループCDO、日本郵便株式会社 常務執行役員DX戦略担当も兼任しています。
◆日本の郵便サービスのレベルは?
日本の郵便サービスの質について、飯田さんは「日本の郵便局は世界でも最高レベルです! これは日本人として自慢していいと思います!」と声を大にします。というのも、国際機関・万国郵便連合(Universal Postal Union)によって毎年おこなわれる郵便業務発展総合指数で、日本は常に最高評価の「10」を取り続けており、「いわゆるリライアビリティ(信頼性)、安心感は世界でもかなり高いレベルで、正確性、安全性をもって業務をしております」と胸を張ります。 それを聞いた笹川は、「郵便局、郵政が培ってきた約150年の歴史と伝統がありつつ、飯田さんたちが推し進めているデジタル化とどう掛け合わさっていくのかが非常に楽しみです」と期待を寄せます。
◆華々しいキャリアを回顧
飯田さん自身のキャリアのターニングポイントは「アメリカ留学を経て、グローバル企業でキャリアをスタートできたこと」と言います。留学先だったアメリカで就職活動をおこない、ジレット社(現:P&G)で現地採用。約2年間日本で勤務したのち、本社を置くボストンで仕事をすることになりましたが、「本社には40ヵ国ぐらいから人が集まってきており、多国籍な部署で仕事をしていたので、グローバルな環境でキャリアをスタートできたことが、その後のキャリアにすごく役立ちました」と振り返ります。 そんな飯田さんは、ジレット・ジャパン、ウォルト・ディズニー・インターナショナル、ダイソンなど世界的にも有名な企業を渡り歩いてきましたが、「この3社の共通項は“世界ナンバーワン”というブランドです。世界ナンバーワンの所以を、それぞれの会社でつぶさに見てきて、“こういう人たちが、これだけのことをやっているからこそ世界ナンバーワンなんだ!”と実感できました」と話します。
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