史上最高額は誰だ?日本人選手の歴代市場価値ランキング15位。鮮やかなV字回復! 低迷から復活した日本代表MF
時代によって選手の価値は変動するが、最も価値が高かった選手は誰なのだろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、各選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。 ※価格が並んだ場合の順位は上記サイトに準拠。市場価値は12月26日現在
15位:南野拓実(現ASモナコ) 生年月日:1995年1月16日 当時の所属クラブ:レッドブル・ザルツブルク(オーストリア) 最高市場価値:1250万ユーロ(約17.5億円) 更新日:2019年12月15日(当時24歳) レッドブル・ザルツブルクでの活躍が南野拓実のキャリアを大きく変えることになったことは言うまでもない。 2019年10月、当時24歳だった南野はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2戦のリバプール戦に先発出場すると大活躍。前半に3点を奪われて1-3で迎えた後半、同選手は巧みなボレーシュートでスコアを2-3にすると、その約4分後に今度はFWアーリング・ハーランドのゴールをアシストして試合を振り出しに戻した。最終的にチームは3-4で敗れているが、欧州屈指の強豪相手に2得点に絡んだ同選手のハイパフォーマンスに衝撃を覚えた人も多いだろう。この年の冬、同選手はリバプールへ完全移籍することが発表された。 大きなインパクトを残したザルツブルク時代に記録した1250万ユーロ(約17.5億円)は、自身最高額であり、日本人歴代15位となる市場価値だ。リバプールからASモナコへ移籍したあと不調が続いたことで、同選手の市場価値は一時600万ユーロ(約8.4億円)まで下落したが、現在はかつて記録した自己最高額に肉薄する1200万ユーロ(約16.8億円)まで回復している。市場価値の推移グラフはきれいなV字を描いており、現在の好調を維持できればザルツブルク時代にマークした自己最高額を更新する可能性は高いだろう。
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