南西諸島と東日本 土砂災害に厳重警戒 低地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒を
南西諸島は19日（水）明け方にかけて、東日本は19日（水）未明にかけて、土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
梅雨前線が東シナ海から日本の東にのびており、前線上の東海道沖には低気圧があって東北東に進んでいる。低気圧は19日（水）にかけて日本の東に進み、前線が東シナ海から日本の南に停滞する見込み。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、南西諸島や東日本は大気の状態が非常に不安定となりそうだ。
東日本や南西諸島は、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。19日（水）夕方までの予想雨量は、関東甲信と沖縄の多い所で80ミリとなっている。南西諸島や東日本は、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川がある。土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。降ひょうのおそれがあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。
