山里亮太、両親は一度も会わないまま結婚決意「そのぶっ飛んだ選択がなかったら、僕は生まれてなかった」
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(47)が7日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」(午後7時57分)に出演した。 番組では千葉県内に住む父・清美さんと母・文代さんにインタビュー。 文代さんの父母は熊本県八代市出身。実家の山崎家は球磨川沿いの山中にあり、渡し船の船頭を家業にする貧しい家庭だった。 山里の祖父・つぎ男さんは貧しさから抜け出すため、「鼻血が出るほど」勉強して、15歳で薬問屋に就職。29歳で取締役になるほど出世した。 つぎ男さんは同僚のケイ子さんと結婚すると、鹿児島支店長として鹿児島に赴任。ケイ子さんは夫の職場近くに食堂を開いたが、つぎ男さんは脳溢血のため、48歳で急死。1人で食堂をきりもりし、女手一つで4人の子供を育てたケイ子さんの教えは「欲しいものがあれば我慢するな。好きなことをやって楽しみなさい」だったという。 明るい性格でコミカルな川柳も書き残していたケイ子さん。そんな性格を受け継いだ文代さんは鹿児島純心女子中学・高校を卒業。当時の同級生によると、背の高さとしゃべりの巧みさで当時から「宝塚の男役みたいな感じの人気者だった」という。 同じ鹿児島出身ということで紹介されたのが、清美さんだったが、一度も会わないまま結婚を決めた2人。初めて会ったのが、結納の席だったという。 カラーフィルムで残されていた両親の結婚式の映像を見た山里は一度も会わずに結婚を決めた両親の選択について「そのぶっ飛んだ選択がなかったら、僕は生まれてなかった」とポツリと、つぶやいていた。
報知新聞社