伊東純也&中村敬斗の同僚MFがフィオレンティーナ移籍へ…パリ五輪で銅メダルのU23モロッコ代表
スタッド・ランスのモロッコ代表MFアミル・リチャードソン(22)の新天地がフィオレンティーナに決定したようだ。 U-23モロッコ代表の一員としてパリ・オリンピックで銅メダルを獲得したリチャードソン。今夏の移籍が濃厚と見られていたなか、ここまではトッテナム、レスター・シティ、エバートンのプレミアリーグ勢に、ウディネーゼの名前が伝えられていた。 しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、新天地はフィオレンティーナになるようだ。 フィオレンティーナとランスは移籍金1000万ユーロ(約16億円)+リセール時の10%の支払いという条件で合意。個人間では年俸120万ユーロ(約1億9000万円)の5年契約で同じく合意に至ったという。そして、来週に移籍完了に向けたメディカルチェックが予定される。 現役時代にNBAのニューヨーク・ニックスなどで活躍したマイケル・レイ・リチャードソンを父親に持つリチャードソン。その偉大な父とは異なり、幼少期からフットボールの才覚を示すと、生まれ故郷ニースの下部組織を経て加入したル・アーヴルでプロキャリアをスタートした。 2022年9月にランスへ完全移籍したが、ローンバックの形でル・アーヴルで引き続きプレーすると、中盤の主力としてリーグ・ドゥ優勝に貢献。個人としてもUNFP選出のチーム・オブ・ザ・シーズンに輝いた。 その活躍を引っ提げて正式加入したランス1年目は中盤の準主力としてリーグ・アン28試合3ゴール1アシストの数字を残した。 NBAで活躍した父親譲りの195cmの恵まれた体躯、アスリートの能力に加え、正確な左足のキックを活かした展開力、推進力を有するスケールの大きな22歳は、守備的MFとしてもボックス・トゥ・ボックスMFとしても豊かな伸びしろを残す。
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