沢尻エリカ容疑者逮捕に芸能界ショック 収録進んでいた大河は?
女優の沢尻エリカ容疑者(33)が16日、合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反の容疑で警視庁組織犯罪対策課に緊急逮捕された。マスコミ各社が一斉に報じている。報道によると、沢尻容疑者が違法な薬物を所持しているとの情報に基づき、同日午前、都内にある同容疑者の自宅マンションを警視庁の捜査員が捜索したところ、MDMAを含む粉末およそ0.09グラムを所持していたため、午後1時頃に逮捕したという。沢尻容疑者は調べに対し、「私のものに間違いありません」と、容疑を認めているのこと。警視庁では今後、入手ルートなどについて捜査を進める方針。
共演者から芝居の熱量絶賛されるも…どうなる大河
沢尻容疑者は来年1月から放送スタートするNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、大河初出演が決定していた。 「6月にクランクインし、収録はすでに進んでいました。『麒麟がくる』は大河の原点ともいえる戦国を舞台にしたドラマで、初めて明智光秀を主人公に据え期待も高い作品です。沢尻は道三の娘で光秀とは姻戚関係にあり、後に織田信長の正妻となる帰蝶役。沢尻にピッタリだと前評判も高かった。取材会でも道三役の本木から『芝居の熱量は、沢尻さんがギラギラしていてピカイチ。今しかないという輝きを放っていた』と絶賛されていたほどです。おそらく代役が発表されることになるでしょうが、収録が進んでいたので、これからの対応は大変なことになりそうです」とは、スポーツ紙の40代男性記者。 また、今年9月に公開された映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」では太宰の愛人の一人、太田静子役を好演して高い評価を受けていた。女優として上り坂にあっただけに残念なこととなった。捜査の進展とともに今後の推移を注視したい。 (文・志和浩司)