母がまもなく定年退職。「クレジットカード」はそのまま持たせていて問題ないでしょうか?
定年退職後もクレジットカードを利用する際にすべきこと
定年退職したあとでも支払いが延滞しなければ、継続してクレジットカードを利用できる可能性が高いことが分かりました。 退職後もそのままクレジットカードを利用する場合には、登録情報の変更手続きを済ませましょう。定年退職した場合には、勤務先や収入元などの登録情報を速やかに変更しなければなりません。 家族が定年退職を迎える場合には、登録情報の変更手続きをするよう声をかけてあげましょう。カード会社によって手続き方法は異なりますので、自分が所有しているカードの変更方法を確認しておくと安心です。 また最近では、クレジットカードを不正に利用される被害が増えています。このような被害を防ぐには、クレジットカードの使い方や個人情報の管理に注意が必要です。高齢の両親などにクレジットを渡す場合には、上記の注意点を説明しておくといいでしょう。 もしも定年退職後「クレジットカードの支払いが難しい」「管理に不安がある」などの状況であれば、家族カードを作成するのも方法の一つです。家族カードであれば利用状況を把握できるため、何かあったときでも迅速な対応が可能でしょう。
定年退職後でも条件を満たしていればクレジットカードを利用できる可能性が高い
利用条件を満たしていれば、定年退職後でもクレジットカードを利用できる可能性は高いことが分かりました。ただしこれは、毎月の利用分を延滞せず支払えることが前提です。 定年退職後に収入が減り、支払いや管理に不安が残る場合には、家族カードの作成を検討してみましょう。 出典 経済産業省 商務・サービスグループ キャッシュレス推進室 キャッシュレスの将来像に関する検討会 とりまとめ(令和5年3月) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部