94歳女性は殴られて死亡か、死因は多発外傷 複数骨折も
大阪府東大阪市衣摺(きずり)の民家で顔や手などにあざがある状態で見つかり、死亡した住人の高田悦子さん(94)について、大阪府警は21日、司法解剖の結果、死因はくも膜下出血や脳挫傷による多発外傷と発表した。肩甲骨や手足に骨折などがあり、府警は何者かに暴行を受けて死亡したとみて殺人や傷害致死容疑も視野に捜査を進める。 府警によると、高田さんは20日午前3時ごろ、心肺停止の状態で発見された。当時自宅には同居する家族3人がおり、府警は事情を聴くなどして状況を調べている。高田さんの全身には複数の古い打撲痕もあったといい、府警は以前から繰り返し暴行を受けていた可能性もあるとみている。