【町田】黒田剛監督怒り一夜明け…安井拓也「右脛骨骨幹部骨折」チャン・ミンギュ「左鎖骨骨折」
FC町田ゼルビアは13日、MF安井拓也(25)が「右脛骨(けいこつ)骨幹部骨折」、DFチャン・ミンギュ(25)が「左鎖骨骨折」と診断されたことを発表した。さらにFWミッチェル・デューク(33)が「左大腿(だいたい)二頭筋肉離れ」、MFナ・サンホ(27)は「左足関節靱帯(じんたい)損傷」「前距腓靱帯損傷」「三角靱帯損傷」。4選手ともに12日に行われた天皇杯2回戦の筑波大戦で負傷した。全治期間などは公表していない。J1首位に立っているリーグ戦にも大きな影響を及ぼしそうだ。 【写真】「左鎖骨骨折」と診断されたDFチャン・ミンギュ 1-1からPK戦2-4で敗れた12日の試合後、黒田剛監督は、相次ぐ負傷退場の原因となった相手のラフプレーを含む言動や、審判の判定について苦言を呈していた。「やっぱりケガ人が4人出ましたけども、3人に関しては、おそらく映像を見ていただいたらわかると思うんですけど、全てはレイトタックル。遅れて足に行って、もう直接。こういうことが、カードも出ず、ほとんどジャッジされず、流されてきた。前半からのフラストレーションというものがずっと拭えないまま、最後まで行ったなというようなジャッジのレベルだったかなというふうに思ってます。こういう状態でサッカーが進められたことに対して、すごくやっぱり憤りを覚える」。負傷者についても「骨折はいます。あとは全員、次やれるようなケガではないです」と明かしていた。 試合中には監督自身が相手の学生と口論になる場面もあり、「非常にマナーが悪い一面が見られた」と言い「言葉1つ1つがもうタメ口であったり、乱暴な言葉であったり、大人に向かってもやはり配慮が欠けるような言葉もあっただろうし、それに対してやっぱり指導、教育もできてないような場面も見られた」と指摘していた。