【マレーシア】11月CPIは1.8%上昇、前月から伸び縮小
マレーシア統計局が20日発表した11月の消費者物価指数(CPI、2010年=100)は133.3となり、前年同月比で1.8%上昇した。上昇率は前月比で0.1ポイント減速した。 CPIを構成する13項目のうち11項目が前年同月比で上昇。上昇率は、パーソナルケア・社会保障・雑貨・サービス(3.4%)が最も高かった。 次いで住宅・水道・電気・燃料(3.2%)、飲食店・ホテル(2.8%)、食品・非アルコール飲料(2.6%)、娯楽・スポーツ・文化(2.0%)、教育(1.5%)、医療(1.2%)、酒類・たばこ(0.8%)、家具・住宅設備・修繕と保険・金融(各0.5%)、交通(0.4%)の順となった。 一方、情報・通信は3.9%、衣料・靴は0.3%下落した。 都市部のCPI上昇率は1.7%、地方は1.6%だった。州・連邦直轄区別では、ペナン州が2.9%上昇し、国内で最も高かった。 食品やエネルギーなど政策の影響を受けやすい項目を除いたコアインフレ率は1.8%で、前月から横ばいだった。