原発避難者訴訟、東電に損害賠償を命じる…広島地裁
2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故で、広島県に避難した15世帯37人が、国と東電に慰謝料など計4億700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、広島地裁であり、吉岡茂之裁判長は東電に損害賠償を命じた。国への請求は退けた。
原告側は訴訟で、国と東電は、津波や原発事故の発生を予見できたのに対策を取らなかったと主張。避難を決めるまでの葛藤や生活への不安などで精神的苦痛を受けたとして、1人当たり1100万円の損害賠償を求めていた。
2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故で、広島県に避難した15世帯37人が、国と東電に慰謝料など計4億700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、広島地裁であり、吉岡茂之裁判長は東電に損害賠償を命じた。国への請求は退けた。
原告側は訴訟で、国と東電は、津波や原発事故の発生を予見できたのに対策を取らなかったと主張。避難を決めるまでの葛藤や生活への不安などで精神的苦痛を受けたとして、1人当たり1100万円の損害賠償を求めていた。
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