B・フェルナンデスへの批判は「情けない」とテン・ハーグ 「大きなケガをしているのに」
痛みに耐えて戦っている
FAカップ5回戦でノッティンガム・フォレストを破り、コマを進めたマンチェスター・ユナイテッド。トップ4入りに暗雲が立ち込め、国内カップ戦の重要度が高まるなかで大きな勝利となった。 この試合でカゼミロの決勝ゴールをアシストしたのが、キャプテンのブルーノ・フェルナンデスだ。左サイドから入れた柔らかいボールが、ブラジル代表MFのヘディングゴールを生み出している。 ここ最近は批判も集まっていたブルーノ・フェルナンデス。フラムに1-2と敗れたプレミアリーグ26節では、終了間際に大げさに倒れ込んだり、ケロッと立ち直ってパスを要求する姿が「恥ずかしい」とサポーターから批判されていた。 ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は試合後、フォレスト戦でフェルナンデスがいかに戦っていたかを強調し、キャプテンへの批判は「情けない」と語っている。 「彼にはたくさんのファウルがあった。彼がボールを持っているとき、彼らは非常に厳しく迫っていたね」 「それがなんなのかは言えないが、大きなケガをしているんだ。ソーシャルメディアが彼を批判しているのを目にするが、情けない。彼は重傷を負っているのに、土曜日もプレイを続け、その後もこの試合に出場して戦ったというのに」 「彼は痛みに耐える能力が高いんだ。スパーズ戦でも同じことをした。それは彼のリーダーシップを表しているよ」
構成/ザ・ワールド編集部