テニス=ブリスベン国際、ジョコビッチが準々決勝敗退
[ブリスベン 3日 ロイター] - テニスのブリスベン国際は3日、オーストラリアのブリスベンで男子シングルス準々決勝を行い、四大大会で史上最多シングルス通算24勝を誇る第1シードのノバク・ジョコビッチ(37、セルビア)が敗退した。 これまでにジミー・コナーズ(米国、109勝)、ロジャー・フェデラー(スイス、103勝)しか達成したことのない史上3人目の3桁優勝を目指していたジョコビッチだが、ライリー・オペルカ(米国)に6─7、3─6のストレート負けを喫した。 オペルカは試合後、「彼はテニス史上最も偉大な選手。ノバクの立ち位置にいるのは大変なことだ。私たちには彼との対戦で失うものは何もない。だから、より自由にプレーできる。普段よりも大きなリスクを取ることが唯一の勝ち筋。普通にプレーしたら彼には勝てない」と語った。 オペルカは次戦で、ヤクブ・メンシク(チェコ)を7─5、7─6で制したジョバンニ・ムペツィペリカール(フランス)と対戦する。 前回王者のグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)は、対戦相手のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)が第2セット途中で棄権。イジー・レヘツカ(チェコ)はニコラス・ジャリー(チリ)に6─4、6─4で勝った。