【インサイド・ヘッド2】映像ソフト発売&ボーナス・コンテンツ公開
2024年8月1日(木)より全国劇場公開されたディズニー&ピクサーの最新作、映画『インサイド・ヘッド2』。前作からちょっぴり大人になった頑張り屋の女の子、主人公・ライリーの頭の中にいる感情たちが登場する本作のブルーレイ+DVD セットおよび4K UHD+ブルーレイ セットが11月27日(水)に発売となる。それに合わせて、ライリーの成長とともに現れた新しい感情“シンパイ”と、惜しくも未公開となったキャラクター “ジコケンオ” に迫る映像がボーナス・コンテンツより一部公開された。 ※デジタル配信中(購入)、12月11日(水)デジタル配信開始(レンタル) 【関連画像】『インサイド・ヘッド2』の場面カットを見る(全19点) 『インサイド・ヘッド2』は、全世界が涙した『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサーの最新作にして、2015年に公開された『インサイド・ヘッド』の続編。思春期を迎えてティーンエイジャーとなった主人公ライリーは、様々な環境の変化に直面することで自分自身の中に芽生えた新たな感情たちと向き合うことになる。 今回公開された、新しい感情 “シンパイ” ができるまでをひもとく映像では、ケルシー・マン監督が「心配の感情をずっと扱いたかったが、表現をするのが難しく様々な形に進化していった」と語る。続いて、キャラクター・アート・ディレクターの村上佳子は「感情をデザインで形にしなくてはならない」と、キャラクター・デザインのディアナ・マルシリエゼは「ただ単に形や線や色を考え出すにとどまらず、デザインするキャラクターを理解するようになる。デザインが終わる頃には、キャラクター自身とその行動を深く理解できた」とそれぞれ制作の過程を振り返る。一方、シンパイをどことなく鳥に似ていると言い、考え事をしていて落ち着かない、次に何が起こるか考え常に頭を働かせていると分析し「動きを考えるのは楽しかった」と語るのは、アニメーション監督のアマンダ・ワグナー。シンパイの声を担当したマヤ・ホークは「心配やマイナス思考が自分を守ることもある」とポジティブに受け止めていた。監督をはじめとするスタッフやキャストたちが、細部まで心を砕いてシンパイという新しいキャラクターを作り上げた様子がわかる映像となっている。 また、未公開のキャラクター “ジコケンオ” についての映像は、まず「このシーンは非常に気まずい場面が続く」と笑うマン監督のインタビューから始まる。思春期に感じるその気まずさを描いたシーンとは、ライリーが高校のプールパーティに招待されたシチュエーションを描写したもの。年上の高校生ばかりのパーティのため、何を着るか悩んだ末にヨロコビが選びそうな笑顔の太陽がデザインされた水着を選択するが………しかしそれは残念ながら、大勢の先輩たちの中に入るのに適したデザインではなかった。ライリーが思わずプールに飛び込もうとするシーンで、初期のシンパイが誕生し、別の感情 “ジコケンオ” に姿を変えていく。「ジコケンオは非常に悪賢く深みのない悪人のような感じだった」と語る監督は「このシーンから分かったのは、心配という感情はライリーを助けようとして生まれるということ。だからシンパイの描き方のアプローチを変更した。シンパイはライリーを守ろうとする愛によって常に行動している」と、シンパイというキャラクターをより深く掘り下げていった経緯について語っている。 11月27日(水)に発売となるブルーレイ+DVD セットと4K UHD+ブルーレイ セット、そしてデジタル配信(購入)には、今回公開された映像を含む「新しい感情たち」や、惜しくも本編に採用されなかった「未公開シーン」、ライリーの推しキャラ “ランス” を含む新しいキャラクターについて触れる「保管庫の中」など、ファン必見の貴重なボーナス・コンテンツが収録されている。ディズニー&ピクサーが贈る、頭の中に広がるカラフルな<感情たちの世界>を描いた感動作『インサイド・ヘッド2』を、より深く楽しむことができるだろう。 (C)2024 Disney/Pixar.
アニメージュプラス 編集部