人見知りの克服に最適! 緊張が楽しいに変わる「自己紹介の力」
エラーと修正をくり返していく
夢ややりたいことがなければ指針も持てないわけで、夢は何でもいいのです。夢がないからと足踏みをしているくらいなら、とりあえずの夢を指針にして、その指針にもとづいて行動しましょう。 仮に、あなたも「ドラえもんをつくる」を自分の夢としてみてもいいんです。「どちらを選択したらドラえもんをつくれるだろう?」という基準で日々意思決定していくと、そのうちエラーが起きます。ドラえもんをつくるならこちらの選択肢だけれど、自分はあちらを選びたいな。自分の内なる欲求に気づいたら、仮設定した指針を自分に合ったものへ最適化するチャンスです。 選びたいほうを自分の新しい指針にして、意思決定をくり返していきます。エラーと修正をくり返していくうちに、自分の肚落ちする指針に辿り着くはずです。指針がさし示す方向に、あなたの夢があります。自己紹介を練習すれば、指針ができて人生に迷わない。そのうえ、普段から指針をブラッシュアップしていけば、おのずと夢が見つかっていく。自己紹介を練習すると、そんないいことがあるのです。
話すことが得意じゃない人こそ...
自分から話すのが得意ではなかったり、人見知りなところがある人にとっては、自己紹介は"お守り"になります。新しい出会いを求めて、新しい場所に飛び込んでいくとき、その場所で自分に何ができるか分からない、何か質問されたらどうしよう......慣れていないうちはどうしても不安に感じてしまいますよね。 そんなときこそ、自己紹介のフレーズを一つのパターンでもいいので持っておく。それがお守り代わりになるというわけです。 例えば「ドラえもんをつくるのが夢です」のように、自分が何者かを伝えられる一言があれば、初めての場所にも飛び込む勇気が湧いてきます。
運がよくなる!?
また、自己紹介を練習していくと、自分は今どういう人と出会いたいのか、どういう人とは今は距離を置きたいのか、なども自然な形で自己紹介に乗せることができるようになります。「近づきたい(引力)」と「近づきたくない(斥力)」を自在に設計できるのです。すると、自己紹介をするたびに、自然と近づきたい人が近寄ってきて、近づきたくない人は遠ざかっていきます。 つまり、出会いたい人と出会える確率が高くなります! その意味でも、「自己紹介は、運がよくなるための"お守り"である」とも言えます。