「憎らしい」「マジ最低」コロナ対策いじった『水ダウ』に批判殺到…医療現場からも集まる苦言
8月28日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の内容が、物議をかもしている。 【辛辣な声も…】松本人志「必要ない」派の意見 この日の企画は「コロナ対策、いまだに現役バリバリの現場があっても従わざるを得ない説」というもの。マスクやフェイスガード、消毒、ソーシャルディスタンス、大声を出さない、リモートロケなど、新型コロナウイルス流行のピーク時に、テレビ番組のロケでおこなわれていた感染対策を、徹底的にいじった内容だった。 「感染拡大がピークだったころのこうした対策を、いまだにおこなっている現場に直面したら、芸人たちは果たしてツッコむのか、という検証をする企画でした。当時の感染対策をなぞるほか、過剰な対策がいくつも登場し、そのたびに検証の対象になった芸人たちが戸惑う様子が放映されました」 前週の予告の時点から、不謹慎ではないかという指摘がXであがっていたのだが、放送後には案の定、大炎上することに。 《水曜日のダウンタウンでコロナをバカにしたやつやってました。憎らしいです》 《未だマスク着用の店とかあるのにTBSってマジ最低やな》 《私の母は2024年3月に新型コロナで亡くなりました。年間4万人(累計約10万人)が死亡する感染症を笑いのネタにね…》 一方で、コロナ禍の息苦しさを笑い飛ばしたと評価する意見もある。 《まーた過剰な人が水曜日のダウンタウンがぁーー!とか言ってるわ。こんなん言ってたら時事ネタ扱ってる爆笑問題とかどうすんだよ》 《笑いにしたかったのは、いきなりステーキみたいなマスクもどき使ったり、次亜塩素酸水?を持ち上げたりした「おかしみ」なんじゃないかな》 《番組がコロナ自体をイジってるのではなく、コロナ対策をイジってる事に気づけたのかな?》 「コロナ対策とは関係ないネタも入れて、笑いにしていました。スタジオでパネラーを務めたヒコロヒーや朝日奈央は、当時のコロナ対策を見ながら『こういうの、やったねー』『懐かしいね』と大笑い。《ヒコロヒーとか朝日奈央ちゃん、好きだったのにあんなんに乗っかっててがっかりした》とXで嘆いている人もいましたね。 Xでの投稿にもあるように、コロナは5類に移行したとはいえ、現在も続いている感染症です。医療の現場でもまだまだ多くの患者さんを抱える人たちがいるなかで、感染症対策を笑いのネタにすることに怒る視聴者も多かったようです。 番組に対しての批判は、医療現場で働く医師や看護師からも投稿されています。たびたび炎上を繰り返してきた番組だけに、今回の批判をどのように受け止めるのか、注視されています」(芸能記者) 実際、この夏には「第11波」と呼ばれる感染拡大が指摘されている。笑いにするには、時期尚早だろう。
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