【タイガース4－2レイズ】＠トロピカーナ・フィールド

2本塁打を放つ活躍を見せたライリー・グリーン（左）（MLB Advanced Media）

　日本時間4月24日、タイガースは敵地トロピカーナ・フィールドでのレイズ3連戦の2戦目を迎え、8回表に3点を奪って4対2で逆転勝利。連勝を3に伸ばして貯金4とし、明日の最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。タイガース2番手のアレックス・ファエドが今季初勝利（1敗）を挙げ、4番手のジェイソン・フォーリーは7セーブ目を記録。レイズ3番手のコリン・ポーシェは2本塁打を浴びてタイガースに逆転を許し、今季初黒星（0勝）を喫した。 【動画】タイガースのライリー・グリーンが自身初のマルチ本塁打を記録する（MLB.comより） 　タイガースは3回表にライリー・グリーンの4号ソロで先制。先発の前田健太は5回までレイズ打線を3安打無得点に封じた。ところが、2番手のファエドが6回裏にアイザック・パレイデスに6号逆転2ランを被弾。1点を追う展開となったが、8回表にレイズ3番手のポーシェからグリーンが5号逆転2ラン、マーク・キャナも5号ソロを放ち、4対2で逆転勝利を収めた。勝利の立役者となったグリーンは自身初のマルチ本塁打を達成。レイズは3番手のポーシェが誤算だった。 　今季5度目の登板となったタイガースの前田は、初回にエラーと打撃妨害で無死1・2塁のピンチを背負ったものの、ポップフライと併殺打で無失点。2回裏と3回裏も走者を出しながら無失点で切り抜け、4回裏は初めて三者凡退に抑えた。5回裏二死1・2塁のピンチもしのぎ、5回88球を投げて被安打3、奪三振5、与四球0、失点0で降板。リリーフ陣が一時逆転を許したため、今季初勝利を挙げることはできなかったが、今季初めて無失点に抑える好投を見せ、防御率は5.96となった。