RIIZE、新曲ステージやMV撮影秘話を公開!ゲームでは素の表情も…ソヒがMCとして大活躍
6月17日、RIIZE が1stミニアルバム「RIIZING」をリリースし、同日午後8時(現地時間)より「RIIZE The 1st Mini Album RIIZING' Premiere LIVE」を開催した。韓国・ソウルで行われたこの模様は、同時にYouTube、TikTok、Weverseの公式チャンネルを通じて配信され、日本を始めとする全世界のBRIIZE(RIIZEのファンの名称)が記念すべき瞬間を共にした。 ミニアルバム「RIIZING」は、タイトル曲「Boom Boom Bass」を含む全8曲を収録し、メンバーのさまざまな感情を音楽で表現し、彼らならではのジャンルエモーショナルポップをより多様に楽しむことができる作品となっている。同公演の前には発売記念ショーケースも行い、メンバーは「Boom Boom Bass」の注目ポイントなどを明かして期待を高めた。 開始時間となり、ステージ上に現れたメンバーは、アルバム収録曲の「Impossible」をパフォーマンス。高速のステップを軽やかに踏むダンスで魅せつつ、夢を追い求める中では不可能なことは何もないというメッセージを届けた。 メンバーは息を切らしながら、まずは一列に並んで「こんばんは、RIIZEです」と挨拶。ソンチャンは会場がデビューショーケースと同じ場所であることに触れながら、「このステージも一生懸命、準備したのでたくさん期待してください!」と呼びかけた。ウォンビンは笑顔で「BRIIZE~」と手を振り、「ミュージックビデオ観た? どのぐらい良かった?」と、公開されたばかりの「Boom Boom Bass」のミュージックビデオをアピール。アントンは、新しいアルバムの楽曲を披露できることへの高鳴る気持ちを明かし、「最後まで楽しんでください」と伝えた。 また、公演が全世界へ向けて配信されているということから、アントンは英語でメッセージを送り、続いてショウタロウが日本語で「ご覧の皆さん、楽しんでいますか?」と問いかけると、会場から「はーい!」という日本語の返答も。少し驚きつつも「僕たちもたくさん準備してきたので、皆さんも楽しい時間を過ごしてくれるとうれしいです」と話した。 その後、企画コーナーへ移るとウンソクが「特別なMCが来ていらっしゃいます」と紹介。他のメンバーも最高の名MC世界的MCなどと煽ると、ソヒが「こんにちは~、MCソヒです!」と声を上げた。彼は「まずは1stミニアルバム『RIIZING』発売おめでとうございます!」とMCらしく切り出し、コーナーを進行していった。 ソヒから今作に対する想いを訊かれたソンチャンは、これまで発表してきた曲が集められていることや、新曲の「Boom Boom Bass」への期待を述べた。そして、ウォンビンはタイトルの「RIIZING」について説明。RIIZEがこれまで成し遂げてきたことを超えて、次の目標に向かって「HUSTLE」に挑戦するという野望を表していると語った。 さらに、メンバーたちは「RIIZING REALTIME ODYSSEY」と題し、アルバム収録曲にまつわるエピソードなどを話した。デビュー前にパフォーマンス映像として公開された「Siren」について、ウンソクは最初に踊ったときは、自分にとって経験がなかった振りを初めて習ったため、簡単ではなかったと懐古した。オリジナルでも難しいダンスであるにもかかわらず、メキシコのファンが2倍速で踊っていたという話題になると、その場でショウタロウも2倍速に挑戦。超高速ダンスで会場を沸かせた。 「Impossible」については、番組に出演した際の思い出や、ポルトガルで撮影したミュージックビデオについて語り、「Honestly」ではウォンビンがダンスを披露する一幕も。「One Kiss」では、メンバーとBRIIZEが一緒に振り付けを踊り、アントンはデビューショーケースの際にはまだなかったグループカラーのペンライトを持った人たちがいることを喜んだ。 新曲の「Boom Boom Bass」については、コンセプトフォトやミュージックビデオ撮影の裏話なども飛び出した。ソヒは自分たちの後ろでスタントマンが激しく動いていたことが面白かったとコメント。ショウタロウは屋上の場面で、全員で一緒のクロップド丈のTシャツを着て踊ったことに言及し、腹筋が見え隠れすることもあり「BRIIZEが好きかも」と笑顔を見せた。ウォンビンとアントンは、ミュージックビデオで2人の後ろの天井から人が落ちて来る場面は、その場で実際に壊して撮影したため1テイクで撮ったとし、その時の驚きも明かした。 1つ目のコーナーが終わると、週9日のように忙しくても諦めずに夢を追い続ける決意を綴った「9 Days」のパフォーマンスで会場の雰囲気を再び熱くした。2つ目の企画コーナー「最高のロックスターを見つけよう」も実施し、くすぐられても笑わずに表情をキープできるかを競うゲームをしたり、即興演技に挑戦してみるなど、素の表情を見せ、BRIIZEを楽しませた。 そして、この公演のクライマックスでもある「Boom Boom Bass」の生パフォーマンスへ。ファンキーなディスコビートとグルーヴィーなベースラインが特徴のナンバーで、歌詞では興奮を自由に表現する若者の姿を描き、聴いているだけで心が躍るような1曲になっている。同公演に先立って同日午後6時に公式YouTubeチャンネルで公開され、わずか数時間で100万回再生を記録したミュージックビデオ映像のあとに、ステージにウォンビンを囲むような円形のフォーメーションを取ったメンバーが現れた。前半から徐々に盛り上がっていくような展開で、間奏では印象的なベースのビートに合わせて、膝を突き出すようなキャッチーな振り付けも見られ、観客から思わず歓声が上がった。後半にはショウタロウのソロダンスパートや、ソヒの高音かつ力強いフェイクなどもあり、ボルテージは最高潮に。RIIZEらしさもありながら、新しさも感じさせるパフォーマンスを見せた。 ソンチャンはファンとともに過ごすことのできた公演を「幸せでした」と振り返りながら、これから音楽番組などに出演するカムバック期間が始まることを告げて、BRIIZEに応援をお願いした。ソヒはアルバムにBRIIZEが好反応を示してくれたことを喜びながら、「本日のMCソヒでした!」と元気よく締めの挨拶をし、メンバーも労いの言葉をかけた。最後はRIIZEとBRIIZEで円陣を組むような形で、RIIZEとBRIIZEでともに上がっていくという意味の「RIIZE BRIIZE 뜬다(トゥンダ=RISE)」という掛け声を合わせ、スペシャルな公演は幕を閉じた。 RIIZEは、韓国でのカムバック活動に突入する。また、日本では7月30日(火)の神奈川公演を皮切りに、全国9都市15公演を巡る、「2024 RIIZE FAN-CON 'RIIZING DAY' JAPAN HALL TOUR」を開催する。彼らの勢いはますます加速していきそうだ。
Kstyle編集部