クラウン専門店が東京と大阪に登場、どんなところ?
トヨタ自動車は、クラウン専門店「THE CROWN 東京虎ノ門(トヨタモビリティ東京)」「THE CROWN 大阪千里(大阪トヨペット)」をクラウン生誕70周年となる1月7日に同時開業した。クラウン専門店は2023年10月に神奈川と福岡で開業して以来、全国6拠点となる。 【画像】「クラウン専門店」店内のクルマを見る(10枚) クラウンは国産初の乗用車として1955年1月7日に誕生。トヨタの最新技術は常にクラウンから投入され、7代目クラウンの「いつかはクラウン」というキャッチコピーにも象徴されるように、トヨタの量販車種の中でも最上級モデルの地位を長く担ってきた。最新モデルは16代目(2022年~)となる。 THE CROWN 東京虎ノ門は、1955年1月7日に初代トヨペット・クラウンが発表された土地に、新たなクラウンブランド発信拠点として開業。「この聖地から、クラウンとの新しい絆を。」をコンセプトとし、クラウンブランド体験とサービスを提供する。 日本の心と現代的な新しい感覚を取り入れた「格子」「軒」というTHE CROWN共通のコンセプトを設定。地元の伝統文化・自然・素材・人・地産地消にフォーカスした店舗作りを意識した。また、東京の多摩産材を採用した家具など、クラウンに縁のある展示物を陳列する。 また、季節ごとに違うコーヒーや日本茶を、茶菓子とともに提供し、絆を深める「茶の間」で交流の場をつくっていく。 THE CROWN 大阪千里は、近畿地区のクラウンブランドの発信拠点。店舗のコンセプトは「唯一無二の感動、体験を提供するTHE CROWN」。 店舗内では小上がりの茶の間や、奈良時代から続く日本の伝統をあしらった床の間風の違い棚に、クラウンの歴史やコレクションを展開。水都大阪を連想させる「水面パネル」を受付カウンターに採用し、地元大阪ならではの店舗デザインにこだわったという。また、クラウン専門店唯一の「完全予約制」を導入している。