「透けにくいブラの色は」「垂れたバストは元に戻らない」「BカップがFカップに」 高校生に正しい下着の選び方伝授 大阪の女性下着ブランドが授業
先日、大阪の女性下着ブランド「HEAVEN Japan(ヘブンジャパン)」が、地元の高校生に、下着についての特別授業を行いました。「カワイイ」「何となく」「楽そう」…といった理由で下着を選びがちな高校生に「なぜ自分の体に合った下着が大切なのかを伝えたい!」と、スタッフ2人が講師を務め、分かりやすくレクチャーしました。 【写真】体に合った下着、写真で見ると分かりやすいです!
赤色の下着は透けにくい!?ポイントは肌と同じ色
授業を受けたのは、大阪暁光高校の1年生。さっそく講師からクイズです! 「白シャツの下に着けるブラジャーの色、ベージュと白で透けにくいのはどっち?」「赤と青は?」「ラベンダー色とくすみピンクは?」 答えは、ベージュと白ならベージュ、赤と青なら赤、ラベンダー色とくすみピンクならくすみピンク。高校生たちもびっくりの表情です。肌の色味に近い色であることがポイントだといいます。 「肌の色も個人差があります。服に響かない色を選ぶなら、より自分の肌色に近い色味を選んで」と講師は話していました。
美しいバストに欠かせない下着 「サイズ表」は目安?
女性のバストを引き上げ、支えているのは、バストの中にある「クーパー靭帯」。おかげでハリのあるバストを保てるのですが、残念なことに加齢と共に伸びてしまいます。しかも「一度伸びたら元に戻らない」と聞いた生徒たちは、またびっくり。そんな加齢による変化を遅らせることができるのが、ブラジャーなのです。 ところで皆さんは、バストの下(アンダー)とトップを測り、サイズ表を見て「B75」とか「E80だ」など、体に合ったブラジャーを選んでいますよね。ところが……。 「実は、サイズ表はあくまで目安。プロが測ると、たいてい2カップか3カップほどサイズがアップしますよ」 本当はFカップなのにいつもBカップを着用しているなど、誤ったサイズを着けている女性は、約8割もいるのだそうです。
下着は体形を守り、健康を守る
誤ったサイズの下着を着け続けているとどうなるでしょう。例えば、はみ出た脇のお肉とストラップとがこすれて色素沈着を起こしたり、姿勢の悪さや肩こり、頭痛の原因になるなど、健康に影響が出ることもあるそう。だからこそ、体に合った下着が大切なのだと講師は強調しました。 「体にフィットするブラジャーを着けると、驚くほど心地良いですよ。お気に入りの服を着るときみたいに、テンションも上がります」 正しくフィットする下着を選ぶ方法は、専門店でプロに測ってもらい、試着するのが一番です。授業ではブラジャーの種類や、シーンに合わせて着用すること、さらに正しい着け方まで分かりやすくレクチャーしていました。