鉄道も冬支度 降雪対策でレールに融雪装置の取り付け作業始まる 大分
大分放送
鉄道も冬支度です。厳しい寒さや雪の被害を防ぎ列車を安全に運行するための設備の取り付け作業が4日、大分市の駅で行われました。 【写真を見る】鉄道も冬支度 降雪対策でレールに融雪装置の取り付け作業始まる 大分 JR九州大分支社では雪の降る時期を前に、線路が分岐する場所にカンテラなどの「融雪装置」を設置しています。 4日は大分市の南大分駅構内でレールに沿って取り付け作業が行われました。積雪や凍結の影響で、列車の進路を転換するレール上の「分岐器」が正常に作動しなくなるケースがあります。融雪装置に火を灯すことでレールがあたためられ列車を安全に運行できるということです。 (JR九州大分支社 副支社長 藤井秀一郎さん)「積雪の量はなかなかはかれませんので、どれくらい雪が降るかという予想にもとづいて判断をくだしています。お客様に安心して列車をご利用いただけるように万全の体制で取り組んでいきたいというふうに思っております」 JR九州大分支社では12月上旬までに県内58か所に融雪装置を設置することにしています。
大分放送