「あまりにもかけ離れ過ぎ」ゲレーロJr. 契約延長交渉が難航... 合意できなければ26年FAでレッドソックスが有力か!?海外メディア報道
トロント・ブルージェイズとブラディミール・ゲレーロJr.の契約延長交渉が難航している。両者の希望額には約1億ドル(約158億円)もの差があり、ゲレーロJr.は2026年のフリーエージェントになる可能性が出てきたと、現地7日、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が報じた。 【画像】BBWAA主催晩さん会に登場!ファンが歓喜したタキシードを着用した大谷翔平を特集! 同記者によると、「ゲレーロJr.は4億5000万ドル(約711億円)以上の複数年契約を望んでおり、ブルージェイズのオファーは3億5000万ドル(約553億円)程度だった」と伝えた。 ゲレーロJr.はポッドキャスト番組『Abriendo El Podcast』で「ブルージェイズのオファーは報道された金額とほぼ同じだった。そのオファーが来た途端、すぐに拒否した。あまりにもかけ離れ過ぎていた。フアン・ソトがニューヨーク・メッツと契約してからすべてが変わった。そして、『SPOTRAC(米スポーツ界のデータを集計、分析する専門サイト)』によると、市場価値は12年で約4億3000万ドル(約679億円)と評価されている」と語った。 ゲレーロJr.は2024シーズン、打率.323、出塁率.396、長打率.544、30本塁打、103打点を記録し、シルバースラッガー賞、オールスターに選出された。 さらに、今後数週間でブルージェイズと契約合意に至らなければ、2026年のフリーエージェント(FA)市場では、ボストン・レッドソックスがゲレーロJr. の有力な移籍先になると明らかにされた。 ゲレーロJr.は、「もしブルージェイズと契約合意に至らなければ、2026年はソトのようにフリーエージェントになるかもしれない。ブルージェイズは、春季トレーニングが始まれば交渉は終了することを知っている。私は、シーズンをそのようなことを考えずに始めたいと考えている。私が望む契約は彼らが知っているし、春季トレーニング開始まで待つつもりだ」と述べた。 ブルージェイズは、ゲレーロJr.との契約延長交渉で正念場を迎えている。はたして、契約合意に辿り着けるのか、今後の動向に注目が集まる。 構成●THE DIGEST編集部
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