日向坂46四期生の“運動能力クイーン”決定 珍プレー、頭脳プレーも飛び出す「空を見ろ諦めるな!」<もっと!日向坂になりましょう>
日向坂46の四期生たちがさまざまなプロフェッショナルを目指し、毎回趣向を凝らした企画に挑戦するLeminoのオリジナルバラエティ「もっと!日向坂になりましょう」。9月16日に配信された第12回では、バラエティにはつきものの運動能力企画「四期生運動能力No.1決定戦!!」の後編が行われた。メンバーの振り返りコメントも交えながら、運動能力だけでなくアピール力も競っていく回になった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】ゼッケンに描かれた絵や文字も個性豊か…!11人集合オフショット ■「変則ウエイトシャトルラン対決」で平岡海月が躍動 スポーツ対決の後半は、前回に引き続いて第3ラウンドのペットボトルを持ちながらシャトルランに挑む「変則ウエイトシャトルラン対決」後半戦からスタート。平岡海月、藤嶌果歩、宮地すみれ、山下葉留花、渡辺莉奈の5人で始まったランだが、山下は途中、ペットボトル入りのカゴを振り子のように振って腕の負担を減らす作戦に出る。ところが途中で2リットルのペットボトルを取り忘れたり、脱落と勘違いして自ら立ち止まってしまってタイムアウトになったりと、天然ぶりは健在。勝ち残ったのは「お餅好きだから力持ちです」とアピールしていた平岡だった。 平岡は日向坂46が2023年5月に世界卓球選手権の応援サポーターを務めた時のYouTube配信企画「日向坂46卓球No.1選手権」で先輩メンバーとも戦った上に決勝進出。決勝では敗れたものの準優勝を記録したほどの運動が得意なメンバーでもある。 四期生は加入後、冠番組のバラエティ企画でも体力測定に挑戦。そのときに運動音痴ぶりで話題になったのが平尾帆夏だが、この企画ではここまで11人中8位と健闘。そして3チームに分かれての「三つ巴綱引きバトル」ではチームを鼓舞し「空を見ろ諦めるな!」と絶叫、上位メンバーがそろったチームと渡り合い思わぬ結末をもたらした。 第5ラウンドは、3kgのボールを奪い合う「タイマン玉取りデスマッチ」。まずは体力に自信のある清水理央と竹内希来里の対決に。ボールの重さをものともせず軽快にコートを走り回る清水と、付いて行く竹内でスポーツ対決らしい好勝負になったが、続く小西夏菜実と平尾のマッチからはギャラリーを笑わせていく。試合中に突然アイドルアピールを始めたり「珍プレー」が飛び出す小西と、慣れない姿勢で逃げ回る平尾を、見届け人のレインボーも「世紀の凡戦」と評していた。 12thシングル「絶対的第六感」でWセンターを務める正源司陽子と藤嶌果歩の同学年高校生対決は、ボールを奪い合っての舌戦が始まるなど、戦いというより2人の仲の良ささながらのじゃれ合いな展開に。また石塚瑶季と山下の一戦では、元気っ子の石塚に対して山下はここでも頭脳プレーを仕掛けていく。ギャラリーから「アホや」とコメントが飛び出す珍試合になった。 ■最終ラウンドで平尾がロケットスタート? 一方で「絶対的第六感」収録の四期生曲「夕陽Dance」でセンターとして引っ張り、8月の日本武道館での四期生ライブでも躍動した渡辺は軽快に宮地を翻弄(ほんろう)し、ここまで好成績を記録してきた竹内と平岡の対決は格闘技さながらの真剣勝負になる。総じてメンバーの運動能力や俊敏さがそのまま現れたコーナーになったようだ。 最終ラウンドは100メートルのトラックを1周するごとに下位2人が脱落していく「サバイバルラン!」。11人で集団になって走るので、集団後方にまぎれてしまうと外周を遠回りする羽目になる、単純な走力だけでは測れないレースだ。1周目は1位に平岡、2位で平尾がゴールし、意外なメンバー2人が脱落する結果に。しかし平尾はここで力尽きたのか、2周目のレースでは1人だけ大きく出遅れ、ヘロヘロになって最下位でゴールとなってしまった。そんな中で、清水と平岡はさすがの走力を見せ、平岡はアスリートさながらにレース中に水を飲むパフォーマンスも見せた。 体力自慢の平岡、スポーツバトルでもあざとかったり天然キャラは変わらない石塚や宮地に山下。“こにガチ”を自称して競技にも、バラエティ的なアピールにも真面目な小西など、それぞれのキャラクターが光った運動能力No.1決定戦となった。 ◆文=大宮高史