ラッパーのリル・ナズ・X、ニューヨークハーフマラソンに出場 「コーチ」のハイカットスニーカーで走る
現地時間3月17日（日）に開催されたニューヨークシティハーフマラソン。ラッパーのリル・ナズ・Xが出場、マラソンに不向きな足元で走っているところを目撃された。
ニューヨークの街を笑顔で走っているところをカメラでキャッチされたナズ。周りのランナーがランニング用のシューズで装備している中、ナズが履いていたのは「コーチ」のハイカットスニーカー。彼はこれまでの24年の人生で3マイル（約4.8キロ）以上走ったことがなく、外でジョギングした経験もなし。マラソン用のシューズも持っていなかったため買いに行ったところ、店が閉まっていて買えなかったという。どうやら前日に調達しようとしたもよう。そのため持っている靴の中で一番マラソンに適している「コーチ」のスニーカーで出場することにした。新聞「ニューヨークポスト」が伝えている。ちなみにナズは「コーチ」のグローバルアンバサダーを務めていて、彼がデザインしたコレクションも発表している。「コーチ」のスカートでステージに登場したことも。
それはさておき、ナズはこの全体的な準備不足にも関わらず見事完走。記録は2時間32分53秒だった。ちなみに優勝したケニアのキプチュンバ選手の記録は1時間25秒だった。 ランニングシューズを持っていなかったことから練習もしていなかったと見られているが、これまで最長4.8キロしか走ったことがない人が21キロ強を走り切ったのだから偉大。準備して走っていればもっとすごい結果が出たかも！ 次回の挑戦に期待したい。
