八王子がインハイ王者を撃破…十返28得点、東山は瀬川23得点もトップリーグ初黒星
9月22日、バスケットボールの全国トップクラスの高校が参戦する『U18日清食品トップリーグ2024』が東洋大学赤羽キャンパスHELSPO HUB-3アリーナで行われ、八王子学園八王子高校(東京都)と、インターハイ王者の東山高校(京都府)が対戦した。 第1クォーターから、世代別日本代表として活躍してきた瀬川琉久(東山)と十返翔里(八王子)の両エースがチームをけん引するなか、八王子3点リードの21-18で最初の10分を終えると、点の取り合いとなった第2クォーターも八王子ペース。東山は小野寺星夢の長距離砲が炸裂したものの、八王子はパプ ンデリ セクが強烈なダンクとブロックショットを披露するなど存在感を発揮し、41-46とリードを拡大した。 ハーフタイム明けの第3クォーターは、今大会初出場となった佐藤凪が初の3ポイントを決めるなど、東山が一歩詰め寄ったものの、八王子が完全に主導権を明け渡すことはなく粘りのゲーム運び。試合時間残り1分に東山の瀬川がジャンプショットを決めて逆転したが、すぐさま八王子の十返もジャンパーを決めて再逆転。これが決勝点となり、最終スコア80-79で八王子に軍配が上がった。 トップリーグ初参戦ながらインハイ王者を撃破する堂々たる試合運びを見せた八王子は、十返がゲームハイとなる28得点7リバウンド4アシストを記録。ニャン セハ セダトが13得点18リバウンド、平原侑真が11得点5アシスト4スティール、照井昇太朗が4本の3ポイントで12得点を挙げた。 一方、敗れた東山は、瀬川が23得点12アシストでダブルダブル、小野寺が5本の3ポイントを含む21得点、中村颯斗が4本の3ポイントを含む14得点と奮闘したが、終始追いかける展開が続き、勝負どころで流れをつかみきれなかった。 この試合の結果、今大会2勝2敗となった八王子は勝点6で暫定1位、今大会初黒星を喫し2勝1敗となった東山は勝点5で暫定3位につけている。 ■試合結果 東山 79-80 八王子学園八王子 東山|18|23|18|20|=79 八学|21|25|16|18|=80
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