サラー、今季をリヴァプールで過ごす“最後の1年”と認識「クラブでは誰も契約について話してこない」
リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、今シーズンが同クラブで過ごす最後の1年だと認識しているようだ。9月1日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。 プレミアリーグ第3節が9月1日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールが対戦した。試合は、35分にサラーのクロスからルイス・ディアスが先制点をマーク。42分には再びサラーのアシストからL・ディアスが追加点を決める。56分にはサラーが鮮やかに3点目を挙げ、リヴァプールがアウェイで勝利。見事、開幕3連勝を達成した。 マンチェスター・ユナイテッド戦で開幕から3試合連続ゴールを記録したサラー。未だ衰え知らずなパフォーマンスを披露する32歳のストライカーは、リヴァプールとの現行契約が2025年で満了を迎える。以前よりサウジアラビアからの関心が伝えられる同選手だが、本人は今シーズンがリヴァプールでのラストイヤーになると認識している様子だ。 試合後にインタビューへと応じたサラーは、「良い夏を過ごしたし、長い間前向きな気持ちでいようと努めた。皆さんもご存知の通り、今シーズンがクラブでの最後の年だからだ」とコメント。「ただ楽しみたいし、考えたくない。自由にフットボールをプレーして、来年どうなるかを見たいんだ」と自身の胸中を明かしている。 また、「クラブでは誰も契約について話してこないから、『よし、最後のシーズンをプレーしよう』という感じさ。シーズン終了後にどうなるかを見てみよう」と契約延長に向けた話し合いが行われていないと告白した。 一方、リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督はサラーの発言について、「それは『もし』という部分が大きい。現時点で彼は私たちの一員であり、私は彼が私たちの一員であることにとても満足している。彼は本当に良いプレーをした」と言及。「選手との契約については話さないが、今日のモーのプレーについては何時間でも話せる」と述べるに留まっている。
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