”84分”しかプレイしていないMF遠藤航の売却をリヴァプールが検討 スロットはアンカーにより熾烈なポジションを争いを求める
スロットの就任が序列を下げてしまった遠藤
ユルゲン・クロップの後任としてアルネ・スロットを選んだリヴァプール。夏の移籍市場では思うような補強が進められず、今季は難しいシーズンになると予想されていたが、蓋を開けてみればプレミアリーグでは6試合を終えて5勝1敗の勝ち点15、マンチェスター・シティ、アーセナルを抑えてリーグ首位に立っている。 【動画】リヴァプールが「マスタークラス」と称賛した昨季のマンチェスター・シティ戦でのプレイ集 そのリヴァプールで素晴らしい活躍を披露しているのが、ライアン・グラフェンベルフだ。クロップ政権ではパッとしなかったオランダ代表MFだが、スロット政権になると水を得た魚のように躍動。今夏クラブが補強を目指し失敗に終わったアンカーで素晴らしい活躍を披露しており、元アストン・ヴィラのガブリエウ・アグホンラホル氏は彼を「今季のTOP3に入るMF」だと絶賛している。 日本代表の遠藤航はそのグラフェンベルフの陰に隠れてしまっている。昨季は遠藤が高い評価を得ていたが、指揮官交代で完全に序列が入れ替わっており、新シーズンが始まってからまだ84分しかプレイできていない。 『Football Insider』によると、リヴァプールは今冬に遠藤を売却し、新たなアンカーの獲得を目指しているようだ。候補はレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディとアタランタのエデルソンで、グラフェンベルフをより成長させるために競争力を持ち込みたいとの考えがあるようだ。
構成/ザ・ワールド編集部