堀川恵は2位 「受け入れるのが難しかった」パリ五輪落選経て、世界女王返り咲きへ決意…柔道選抜体重別
◆柔道 全日本選抜体重別選手権 最終日(7日、福岡国際センター) 女子63キロ級で22年世界選手権優勝の堀川恵(パーク24)は決勝で敗れて2位だった。青野南美(福岡県警)に内股で一本負けを喫した。 堀川は選考レース終盤までパリ五輪代表を争ってきたが、昨年12月のグランドスラム(GS)東京大会で高市未来(コマツ)に直接対決で敗れて切符を逃した。「受け入れるのが難しかった。自分の柔道人生をそこで辞めてしまおうかなぐらいに思った」。ショックは大きく、今年2月のGSパリ大会は3回戦で敗退していた。 それでも、5月の世界選手権(アブダビ)出場を目標に設定。今大会に挑んでいた。選考基準の直近2年間の実績を考えれば、代表入りが有力視される。「(世界)チャンピオンに2回なったけど、(五輪に)出られなかったと言いたい。もう1回、優勝することが今は一番の支え」と女王返り咲きを期した。
報知新聞社