岩井千怜が果敢な直ドラ 首位で並ぶ山下美夢有と2年連続のV争いも「誰と回っても自分のプレーをするだけ」【RKB×三井松島レディス】
◆RKB×三井松島レディス第2日(11日・福岡県福岡CC=6305ヤード 、パー72)賞金総額1億2千万円、優勝2160万円、出場107選手=アマ4、晴れ、気温25・3度、南の風8・8メートル、観衆5581人 ■原英莉花が透け感スカート、臼井麗香セクシーデコルテ!【前夜祭写真】 昨年のプレーオフ(PO)で姉の明愛と「直ドラ」対決を演じて観衆を沸かせた岩井千怜が、初日に続いて同じ18番(パー5)の第2打でドライバーを握った。惜しくもバーディーは逃したが「刻むか打つかの選択肢で、ドライバーで行った方がいいと思った」と、積極果敢なチョイスを振り返った。 この日は首位に2打差の3アンダー、9位タイでスタート。ショット、パットともに精度が高く、安定したゴルフで4バーディー、ボギーなしとスコアを4つ伸ばした。首位に並んだ16番(パー3)では、ティーショットがカップをかすめるホールインワン紙一重のスーパーショットでギャラリーの喝采を浴びた。 大会連覇と開幕戦以来の2勝目に向けて、一気にエンジンがかかってきた。だが、ディフェンディングチャンピオンとしての意識は「あまりない。毎試合毎試合勝ちたいっていう気持ちなので、今週もそういう気持ち」と、冷静だ。 最終日は首位で並ぶ山下美夢有、佐久間朱莉と同じ最終組でラウンド。山下は昨年三つどもえのPOで明愛と共に優勝争いを演じた相手だ。報道陣から気負いがないか問われ、「誰と回っても自分のプレーをするだけ」と、再び平常心を強調した。(山崎清文)
西日本新聞社