【ラグビー日本代表】初招集時代は「あまりに腕が細すぎ」稲垣啓太 全選手紹介#30
■代表初招集当時はあまりに細く「スパゲティアーム」とも
そんな稲垣選手も初めて代表に選出された当時は、代表レベルの体ではなかったといいます。 当時の代表ヘッドコーチ、エディー・ジョーンズさんは「初めて日本代表のキャンプに来たときは、意欲にあふれていましたが代表選手になれる体ではなかった。あまりに腕が細すぎで、スパゲティアームと呼んでいた」と振り返ります。 そこから稲垣選手はボクシングを取り入れたトレーニングや、200キロのバーベルを担いでのスクワットで体づくり。さらに多いときで1日9回の食事を摂り、肉体改造を行いました。 その強じんな肉体で強みへと昇華させたのが“チョップタックル”。足元を刈るようなタックルは体の大きい外国人選手にも効果的。ワールドカップでもその武器が見られるか期待が高まります。 ◇稲垣啓太選手 主なポジション:プロップ 生年月日:1990年6月2日 所属チーム:埼玉パナソニックワイルドナイツ 身長:186センチ 体重:116キロ 出身地:新潟県 出身校:関東学院大学 ◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間) 9月10日 VSチリ 9月18日 VSイングランド 9月29日 VSサモア 10月8日 VSアルゼンチン