【大会11日目】体操の岡慎之助が3冠達成 1日で2個のメダルを獲得 日本はメダルランキングで7位キープ
◇パリオリンピック2024(大会11日目=日本時間5日、6日) 大会11日目、日本は体操の岡慎之助選手が金メダルと銅メダルをを獲得しました。 【画像】競技を終えて杉野正尭選手と抱擁する岡慎之助選手
■体操・岡慎之助が52年ぶりの快挙 3冠達成
体操男子種目別平行棒決勝。この種目、出場選手最後となる8番目に演技を披露した岡選手。一つ一つの技を落ち着いて決めると「15.300」をマーク。銅メダルを獲得しました。 そして、そこから1時間30分後、今度は種目別鉄棒決勝に登場した岡選手。「コールマン」や「トカチェフ」などの技を決めると、着地もしっかり止め「14.533」をマーク。コロンビアのアンヘル・バラハス選手と同点になりましたが、出来栄え点で上まわり金メダルを獲得しました。 これで個人総合、団体に次いで3個目の金メダルとなった岡選手。体操競技で金メダルを1大会に3つ取ったのは1972年に行われたミュンヘン五輪に出場した加藤澤男さん以来、52年ぶりとなります。
この日、金メダル1個と銅メダル1個を獲得した日本は、合計のメダル数が26個(金10個、銀5個、銅11個)となり、金メダルの個数が最も評価される「メダルランキング」は、7位をキープしています。 ▽メダルランキング(大会11日目終了時点) 1位 中国(金21・銀18・銅14) 2位 アメリカ(金20・銀30・銅28) 3位 オーストラリア(金13・銀11・銅8) 4位 フランス(金12・銀16・銅18) 5位 イギリス(金12・銀13・銅17) 6位 韓国(金11・銀8・銅7) 7位 日本(金10・銀5・銅11) 8位 イタリア(金9・銀10・銅6) 9位 オランダ(金7・銀5・銅5) 10位 ドイツ(金7・銀5・銅4)