「来年がだめなら一区切りに近い状態」西武・森脇亮介が1600万円減でサイン
西武の森脇亮介投手(32)が26日、埼玉県所沢市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、1600万円減の2000万円でサインした。 ■父はレオのレジェンド、24歳モデル【写真】 昨年7月に右腕の動脈の一部が詰まる「右上腕動脈閉塞(へいそく)症」と診断され、同8月に手術を受けたため、今季はリハビリ期間として育成選手としてスタート。7月のイースタンリーグで約1年ぶりに公式戦のマウンドに復帰した。 来季は支配下選手として再契約して1軍のマウンド復帰を目指す森脇は「来年がだめなら(現役生活に)一区切りに近い状態になると思う。ラスト1年にならないように捲土(けんど)重来じゃないですが、また活躍できるように頑張りたい」と力を込めた。 18日まで所沢市内で行った秋季キャンプではブルペンでもしっかり投球練習を積み、復帰へ向けて力を備えていた。「けがをしてから体が大きくなったし、フォームも変わった。ストレートでカウントを取り、勝負できるようにもう一度つくっていく。けがをしたからここまでできた、こういうこともできたと思えるようにこれからもやっていきたい」と来季を見据えた。 森脇は日大―セガサミーを経てドラフト6位で2019年に入団。1年目から中継ぎ投手として活躍し、2年目に47試合登板で7勝1敗1セーブ16ホールドをマーク。23年までの5年間の通算成績は15勝5敗6セーブ53ホールド。(金額は推定)
西日本新聞社