石破第二次内閣が発足へ 熊本県選出議員は、県民は
熊本朝日放送
石破第二次政権が発足することとなりました。衆院選でノーを突きつけられた自公政権、前途多難な国会運営が始まっています。 熊本県民 「自民党自体は政権運営に慣れているので、悪くはないと思うんですけど、国民にノーを突きつけられたと思うので、そこはもう少し国民の目線に立った上で運営してもらったらと思います」 「私は自民党政権はちょっとごめんかなっていう気持ちが。別に石破さんどうこうじゃなくて、できるだけ早く政権交代があったほうが活性化していいのかなと思いますけどね」 「物価が非常に高くなっているというのもありますし、そこで政権運営をうまくやっていって経済が上向いて行かないと(石破政権は)短命に終わると思います」 10月の衆院選で少数与党に追い込まれた自公政権。新総理の指名選挙でも30年ぶりに決選投票にまでもつれこむなど前途多難な国会運営が始まりました。 柏樹利弘記者 「与野党が伯仲する形で迎えた特別国会。県選出の国会議員はどのような姿勢で臨むのでしょうか」 カギを握る1人が熊本3区選出の坂本哲志議員。自民党の国会対策委員長として各政党との交渉を担っています。 坂本議員 「(胃がキリキリ痛むような日々?)寝るときも朝起きたときも、あすからどうするかきょうどうするか」 11日も石破総理と立憲、国民との党首会談の調整にあたるなど多忙な日々を過ごしています。 坂本議員 「今回は特に少数与党なので、これまでの何倍も労力と丁寧さが必要ということで、自民党、公明党だけでなく、野党各党に丁寧に説明をする、お互いの合意点を探る作業をしている」 その仕事の一つ、常任委員長のポストを巡る交渉では、重要ポストの予算委員長を立憲民主党に割り当てるなど、1強与党時代とは違う現実に直面しています。 坂本議員 「野党もこれだけ委員長のポストを得たということは、それは国会運営に責任を持たないといけない。野党から言えば、熟議の国会、私たちから言えば責任ある国会を目指して国民の皆さんにわかるような論議、審議ができるようにしたい」 また、初めて自民党公認候補として熊本2区で当選した西野太亮議員は、気を引き締めて国会運営にあたる必要性を強調しました。 西野議員 「政策や予算の中身をしっかりすることと、スキャンダルや軽はずみなことがないようにする」 そのスキャンダルの渦中にいるのが、政局のカギを握っていると目される国民民主党、玉木雄一郎代表。11日、自身の不倫報道について認め謝罪しました。 比例九州ブロック選出で国民民主党熊本県連代表の長友慎治議員は「正直、非常に残念なことが起きてしまったことには(玉木)代表には深く反省を求めたい。その上で、国民民主党が掲げた公約を自公に協議してもらう大変大事な局面ですので、一致して集中していきたい」