ウィンブルドン

予選で初戦を突破したリシャール・ガスケ（写真はボスOP）[写真/ゲッティイメージズ]

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は24日、男子シングルスの予選1回戦が行われ、予選第20シードのR・ガスケ（フランス）が世界ランク217位のO・クロフォード（イギリス）を6-2, 7-6 (10-8)のストレートで破り、同大会20年ぶりの予選で初戦突破を果たした。 【リシャール・ガスケ 選手詳細情報】 3試合に勝利すると本戦入りすることができるこの予選。 世界ランク126位で38歳のガスケがウィンブルドンの予選に出場するのは2004年以来20年ぶり2度目。当時は3試合を勝ち抜き本戦入りしたものの本戦1回戦ではK・カールセン（デンマーク）に6-3, 6-7 (5-7), 6-7 (4-7), 7-6 (7-0), 4-6のフルセットで敗れている。 25歳のクロフォードと対戦したこの日、ガスケは14本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットでは2度のブレークに成功し先行すると第2セットは接戦の末にタイブレークを制し1時間42分で勝利した。 勝利したガスケは予選2回戦で世界ランク170位のA・ガラルノー（カナダ）と対戦する。ガラルノーは予選1回戦で同235位のM・ギナール（フランス）を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。