5年に一度に実施される謎の調査 「大都市交通センサス」とは?
インターネットでも回答OK
今回の調査からは空港でもアンケートを配布し、空港へのアクセスバスの利用実態も調査するようになりました。国土交通省は、その理由を「訪日外国人観光客が急増していることや日本の国際競争力を強化するため」と説明しています。そうした事情から、国土交通省のWEBページでは、日本語のみならず英語・中国語・韓国語でも「大都市交通センサス」の回答ができるようになっています。 「『大都市交通センサス』は、前々回の2005年調査からインターネットでも回答できるようになりましたが、今回からはスマートフォンからでも回答できるようになりました。『大都市交通センサス』の回答者の多くは50代でしたが、国土交通省は幅広い層の利用実態を知ることが大事だと思っています。特に20代~30代から回答を多く寄せていただきたいと考えています。20代~30代の回答数を増やすために、スマートフォンでも回答できるようにしたのです」(同) 今回の調査は、12月18日まで回答を受け付けています。アンケート用紙を受け取れなかった人でも、パソコンやスマホから簡単にアクセスして回答することが可能です。 ・「大都市交通センサス」アンケート回答ページ (小川裕夫=フリーランスライター)