“防災用トイレ”は瞬く間に品切れ…「巨大地震注意」に街では防災意識高まる 買いだめ等は冷静な対応を
防災用トイレが並ぶ棚はほぼ品切れの状態になっていました。能登半島地震で水やトイレの確保が課題になったことも影響しているのでしょうか。カップ麺や非常食などの補充もフル回転です。 買い物客: 「もう無くなっていますね。品薄になっていますね。ちょっと遅かったです。安易に考えていて、きちんと準備していこうかなと思って」 別の買い物客: 「ちょっと高をくくっていたんですけど、来たらもうないんですよ。今までも一応地震対策はしていたんですけど、大きいのが来るとなると不安が先に、怖いです」 しかし、過度な買い溜めなどは控える冷静な対応も必要です。 三重県尾鷲市では、南海トラフ地震発生時には、最大17メートルの津波が想定されています。 市内の保育園など7施設は「巨大地震注意」の発表を受けて9日午前、臨時の園長会議を開き、避難ルートの再確認など、園児や職員を守るための確認を話し合ったといいます。 海抜5mの津波浸水域にある高齢者介護施設では9日、「もしも」を想定し人手がある昼間のうちに、9人の入居者を高台にある別の施設に避難させていました。
初めて経験する臨時情報。今できる備えがあります。