野菜造形、町に活気 高岡・福岡町で「つくりもんまつり」開幕 土日開催、かかし祭と連携
高岡市の福岡町つくりもんまつり(富山新聞社後援)は21日開幕し、野菜造形「つくりもん」がまちなかを彩った。毎年23、24日に固定していた祭りを土日に変更、同じ日程の中田かかし祭(富山新聞社後援)の会場をシャトルバスでつないで相乗効果を生み、多くの来場者が訪れた。 18作品が出品され、能登半島地震の復興などを題材に制作されたつくりもんが来場者を楽しませた。高岡市宮田町の山元敏夫さん(81)は「久しぶりに来た。土日の開催だと来やすいのでありがたい」と話した。 福岡にぎわい交流館の能登半島地震の復興支援ブースでは、能登牛カレーや輪島塗の箸などが販売された。福岡町大滝地区に伝わる「源多良太鼓」も出演した。オープニングセレモニーで上田聖太郎実行委員長が「300年以上の歴史があるまつりを400年、500年と続けていけるよう盛り上げていきたい」とあいさつした。 ●富山新聞社も出品 富山新聞社は珠洲市の見附島に高岡市の「利長くん」など富山県西部のキャラクターを並べ、復興支援を願う「能登甦(よみがえ)れ」を出品し、来場者が「かわいい」と見入った。22日まで。