1軍での出番が“激減”…?チームで立場が危うい大物(5)V戦士は完全復活も…?
レギュラーシーズン開幕を迎えた2024年のプロ野球。今季に向けて各球団が戦力補強を行い、新たな顔ぶれが加わっている。これまでレギュラーの座を確保していた選手も、新戦力の加入によって弾き出される可能性があるのだ。そこで今回は、新戦力の加入により立場が危ぶまれている選手を紹介する。
福田周平
投打:右投左打 身長/体重:167cm/70kg 生年月日:1992年8月8日 経歴:広陵高 – 明治大 – NTT東日本 ドラフト:2017年ドラフト3位 2021、22年にはオリックス・バファローズのリーグ優勝に大きく貢献した福田周平。今季は開幕一軍も危うい状況であった。 明治大学では、内野手としてリーグ戦のベストナインを2度獲得。その後はNTT西日本に入社すると、いきなりレギュラーを掴み取り、都市対抗野球での活躍もあって、ドラフト3位でオリックスから指名を受けた。 即戦力としてプロ1年目から出番を重ねると、翌2019年は規定打席に到達し、打率.250ながら30盗塁を成功させるなど、存在感を発揮した。 2021年からはシーズン中盤からリードオフマンに定着し、宗佑磨との1、2番コンビでチームを牽引。チームの躍進を支えたが、昨季はケガもあり出場機会が大きく減少。打撃の調子も上がらず、36試合出場で打率.191と悔しい結果に。 同年オフには広島東洋カープからFAで西川龍馬が加入し、主に左翼のレギュラーとして起用されている。一方で、福田も開幕から攻守に結果を残しており、復活を予感させている。
ベースボールチャンネル編集部