怪力世界一、マリウス・プッツナウスキー＠pudzianofficialより

　怪力世界一を決める『ワールド・ストロンゲストマン』を史上最多の5回制覇した経歴を持つ格闘家マリウス・プッツナウスキー（47=ポーランド）が19日に自身のSNSに豪腕パンチをミットに叩き込む映像を公開。 　注目を集める“デッドリフト500キロ男”エディ ・ホールとのMMAマッチの実現に世界中のファンから大きな期待が寄せられた。 【フォト＆動画】“怪力世界一”の豪腕パンチ！“デッドリフト500キロ”男との“怪物ボディ”比較も 　『ワールド・ストロンゲストマン』は重量挙げや、ビール樽投げなど様々な怪力を競い合う競技。そこの頂点に5度も立ったプッツナウスキーは、そのパワーを格闘技にも活かし、ボクシングや極真空手のバックボーンで欧州最大級のMMA団体「KSW」のスター選手として活躍。キャリア17勝で12フィニッシュ（9KO・3一本）3敗と好成績を誇る。 　昨年6月にTKO負けした試合が現役最後になるのかとの噂が挙がっていたが、そのプッツナウスキーがここ最近になってMMAグローブを装着した練習する姿を公開。そして19日にインスタグラムで豪腕パンチをミットに叩き込む映像を公開したのだ。 　コメント欄には、プッツナウスキーの復活を喜び、ホールとの対戦実現を望む声が。 　ホールは“ビースト”の愛称で人気のホールは身長188cm、最高体重197kgの巨体を持ち、『ワールドストロンゲストマン』の2017年大会の覇者。デッドリフト500kg（2016年～20年の世界記録）、ベンチプレス280kgの記録を持つなど、彼もプッツナウスキーと同じく世界一の怪力の称号を持つ男だ。 　そのホールは今年6月に英国で開催された『World Freak Fight League』でMMAマッチに挑戦。1人で2人と同時に対戦する不利なルールだったが、相手の1人を軽々と持ち上げマットにボディスラム、豪腕パンチで失神させるなど、大暴れ。そして、プッツナウスキーとのMMA戦をアピールしたのだ。 　対戦実現に向けて、両者は話し合いを進めており、ホールによれば、契約にサインはしていないものの、来年初めに実現する流れだという。 　プッツナウスキーはKSWのメインイベンターを貼るほどの人気レジェンド。ホールはインスタ登録500万超えの超人気インフルエンサー。この両者の対戦となれば、彼らの試合をメインにした特別イベントが開催されてもおかしくない。開催地はプッツナウスキーが住むポーランドか、それともホールの英国か。今後の動向に注目だ。