虹技が小口合金鋳造所を完全子会社化
鋳物大手の虹技(本社・兵庫県姫路市、社長・山本幹雄氏)は、9日にアルミニウム合金鋳造品メーカーの小口合金鋳造所(埼玉県川口市)を100%子会社化した。これにより虹技はアルミニウム合金鋳造品の分野に新規参画する。株式の取得価額は非公開。 小口合金鋳造所は、1945年創業。高い技術力、品質で半導体・液晶・建機などの産業向けに多くの製品を提供しているアルミニウム合金鋳造品の専門メーカー。23年1月期の売上高は3億7200万円。 虹技は、事業の中心である鉄鋳物製造などと製品の軽量化、低燃費化に貢献するアルミニウム合金鋳造とを連携し、相乗効果を通じて事業基盤の強化と拡大を目指していく。