阪神の新助っ人第2弾、右の長距離砲ヘルナンデスと契約合意 嶌村聡球団本部長が明かす
阪神がラモン・ヘルナンデス内野手(28)と単年で契約合意したことが25日、わかった。同日、西宮市内の球団施設で取材に応じた嶌村聡球団本部長(57)が明かした。 【写真】阪神が19日に発表した新助っ人、ニック・ネルソンとアビー夫人 「彼からしても日本で成功したいという思いが強い。メジャー経験がないから。(身長が)193ある。(体重は)102キロ。私も映像で見たけど動けているし。(国際担当の)言い方的には本当にしゃべっていても真摯(しんし)に取り組む姿勢だったり、真面目な選手であるということは聞こえてくる」と印象を語った。 ヘルナンデスは今季メキシカンリーグで82試合に出場し、打率・313(329打数103安打)、22本塁打をマーク。193センチ、102キロの巨漢で、主戦場の三塁に加え、一塁、左翼も守った経験がある。 藤川監督は新助っ人の野手について「主軸で出るような選手はとらない。フルで出さなきゃいけないという条件がつかない選手」という獲得方針を説明してきた。日本人選手との競争でチーム内に刺激を与える存在として、ヘルナンデスの能力が合致した形だ。 嶌村本部長は「日本に来てちょっと経験も必要です。そこで競争下においてやってもらえればという。期待は大いにしてる」と話した。 阪神は19日に新外国人選手として最速158キロを誇るニック・ネルソン投手(29)=前フィリーズ=の獲得を発表。支配下で助っ人5人体制をとり、V奪回を目指す藤川阪神の戦力を充実させる。