ロッテ・小野郁、年俸3000万円で契約更改 右ひじ手術から今季復帰し「来年が1番の勝負の年」
ロッテ・小野郁投手(28)が19日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、500万円減の推定年俸3000万円でサインした。昨年5月に右ひじ手術を受けてから復帰した今季を振り返った。 「投げられない時期が長かったのもプロに入って初めて。焦りもあって本当に投げれるのかと思いましたが、最後の方に投げさせてもらって投げられたのが大きかった。来年はけがする前以上に試合で投げれるようにしたい」 2022年には救援として49試合に登板した右腕。楽天から移籍5年目の今季は9月18日の楽天戦で1年4カ月ぶりに復帰を果たすと3試合で0勝0敗、防御率3・00。シーズン前半はリハビリに費やし「肘だけじゃなく肩も痛くてそれが長引いてしまったところもあった。この世界に入ったからには1軍でやらないと存在価値を証明できない。3年間1軍で試合に投げさせてもらって、また1軍で投げたい気持ちがあった。1軍に戻ることだけを思ってやっていました」と懸命に復帰への道をたどった。 オフは守護神・益田の自主トレに参加し、ランニング量を増やして体を再び鍛えなおす。色紙には「勝負」としたため「来季は自分の中でも結果を出さないと。絶対1軍で投げないといけない。来年は1番の勝負の年になると思う。まだ50試合に投げたことがないので、すべてを超えられるようにしたい」と力を込めた。